銀幕カフェは回想療法に最適

銀幕カフェをご存知でしょうか?昔懐かしい映画を上映し、それを皆さんで鑑賞した後に映画について語り合うカフェです。認知症の方もそうでない方も自由に集まって映画鑑賞ができます。この映画、じつは回想療法にとって非常に有効なのです。映画にはその当時流行ったファッションや髪形、俳優、当時の街並みなどが残っているからです。

古き良き時代の銀幕スターは多数

母は石原裕次郎のファンです。裕次郎さんはとても有名な映画俳優なので、ファンの方はとても多そうですね。

そんな懐かしの名俳優、石原裕次郎さんだけではありません。調べてみるとたくさんいらっしゃいます。池部良さん、上原謙さん(加山雄三さんのお父さん)、大川橋蔵さん、片岡千恵蔵さん、佐田啓二さん(中井貴一さんのお父さん)、田村高広さん、鶴田浩二さん、仲代達矢さんなどなど、本当にたくさんの映画スターがいるんですね。

私の世代ではあまりピンとこないのですが、仲代達矢さんくらいなら分かるかな?というレベルですね。でも母の世代からすれば「まあ、鶴田浩二さんのファンだったのよ」と喜ばれると思います。

そんな古き懐かしき映画、この映画を上映し、集まった方々で鑑賞するのが銀幕カフェです。映画と言っても本編はとても長いので30分程度のものに編集したビデオを上映するのだそうです。

映画を見終わった後に「鶴田浩二さん、素敵だったわ」「あの当時ってスカーフが流行ったわよね」「昔東京で働いていたんだけど、当時の街並みがそのままだったわ」など自由に感想を話してもらう時間もあります。

この時話す感想に回想法と同じ効果が見込めるのです。

映画は情報の集合体

映画は情報の集合体です。まずは多数の俳優や女優が出演していますので、好きな俳優の演技を見て「あの頃は、夫とデートして裕次郎さんの映画を観たわね」と昔の思い出がよみがえってくるのではないでしょうか。

「仲代達也さんの追っかけをしてたのよ」「佐田啓二さんのブロマイドを集めてました」など当時の話をすれば確実に盛り上がります。好きな俳優や女優の話だけではなく、映画俳優の髪形や挿入歌、主題歌、ファッションなど映画には多くの情報が詰まっています。

「あの当時はヘップバーンカットが流行ってたじゃない?私も挑戦したけどさ、なんだかダサいおばさんみたいな雰囲気になって似合わなかったの」「あの当時は、男の子が慎太郎刈りの子ばっかりだったわよね」という話題から当時のファッションやデートをした場所、好きだった喫茶店などの話にどんどん広がっていきますよね。

回想法はビデオなどを使って当時のニュースなどを見てもらう方法もあるようですが、映画は娯楽性もあり好きな映画俳優も登場するとあって盛り上がりそうです。銀幕カフェはかなり効果的な回想法実践の場になりそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です